聖セラフィーナ魔法学院に通うユーフェミアは落ちこぼれだった。勉強の成績は良いものの、いつも魔法を暴走させてしまい、一度も成功させたことがない。 卒業を一年後に控えても成長しない自分に途方に暮れる彼女の前に、優秀だが問題児と名高いレイラが現れる。レイラの助言により力を操る術を覚えたユーフェミア。その姿に、周囲はかつての魔女の影を見たようで……。 ※作中には、世界観及びキャラクターの立場を表現するため、差別的表現、特に女性蔑視の表現が見られますので、ご注意下さい。 ※「カクヨム」にも掲載しています。 ※2019.09.28 修正。
更新:2018/1/25
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ヴィルヘルミーナ・セランネは、デビュー前にも関わらず麗しい見た目で名高い辺境伯の一人娘。アーリラアイネンの第五王子クリスティアンも、一目で恋をしたほどだ。 しかしこの令嬢、なんと男性らしい通り名で騎士として働いていた。 事実を知り、驚愕するクリスティアン。 何故、ヴィルヘルミーナは騎士をしているのか。 果たして、クリスティアンの恋の行く末は? 我が道を行く令嬢を相手に空回りする王子の、恋のはじまりの物語……? 全五話。 ※「カクヨム」にも掲載。
更新:2019/6/22
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グレアムには、同じ魔法師学校に通う婚約者がいる。真面目で成績優秀なグレアムに対し、婚約者ジュディスは授業を怠けがち。そんな彼女を授業が終わった後に捜しだし、説教するのが日常だった。 ある日グレアムは、諸事情で魔法師学校に編入した少女ロージーと出逢う。魔法の知識に乏しい彼女に請われるまま、勉学を教えるグレアム。しかしその事をきっかけに、グレアムとジュディスの関係が崩れていき――。 融通の効かない生真面目な青年と訳有で怠惰な令嬢の婚約に生じた試練とその顛末。 ※あさづき ゆう様より原案提供いただきました。 ※『カクヨム』でも同時掲載しています。
更新:2021/10/10
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世界の終わりを前に天に祈る。たとえ天使が落ちた世界でも。大人が求めるのは紛い物の慰めか。子供が掴むのは無限の可能性か。 『天の墜ちる世界で』第3作。他人の祈りに巻き込まれた、未だ失職中の化学者と憎いほど素直な天使の話。 ※カクヨムにも掲載。 ※21.7.26 改題、改稿。
更新:2015/12/26
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天が墜落し、世界の終わりを目の前にした夏。太陽も落ちてきたのではないかと錯覚するような炎天下の日に、研究から退いた化学者と天から落ちた天使は空のよく見えるところへ出掛けることになった。そこで見つめ直したのは、世界の終わりの過ごし方。 『天の墜ちる世界で』第2作。旅を終えた後のニコルとアンジェリカの、記録に残らなかった、ある日の話。
更新:2015/10/26
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それは、森の奥の小さな国のお話。 冬が終わらず、春が訪れなくなったその国に生まれた少年エディは、冬の女王様が塔の中に引きこもって旅立とうとしない理由を問いただすため、女王の住む塔を訪れます。 辿り着いたその塔に居たのは、冬の女王様ではなく一人の少女でした。 少女はエディを塔の中に招き入れると、あるお話を語ります。 それは、不思議な力で世界を治める、四人の姉妹のお話でした。
更新:2017/1/14
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天の墜落。それが今世界が見舞われている危機。天を支える塔の建設によりなんとか事なきを得ているが、ついには天使すら落下した。宇宙に逃れる術もなく、ただ墜ちる空を見上げるだけの世界で出会った、ある化学者と天使の記録。 ※「カクヨム」にも掲載。
更新:2015/1/26
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ソフィア・アボットは侯爵家の令嬢でありながら、新米の騎士だった。そんな彼女の目下の悩みは、トラブルの中心にいる同期の騎士ユーノのお目付け役を押し付けられていること。いつも事を大きくしてしまうユーノに頭を抱えるソフィアだったが、そんな彼女の心境などいざ知らず、新米騎士が行く遠征までも彼と組まされることになってしまった。 北の果ての遠征先の生活はなんとかうまくやっていたのだが、あるとき偶然目にした貴重な布地がユーノに変化をもたらして――。 ※11/30 全編修正しました。 ※「カクヨム」「Nolaノベル」にも掲載。
更新:2016/8/23
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